大!どんでん返しがすごい "Leaving time" by Jodi Picoult

『Leaving Time』のカバーアート
著者: Jodi Picoult
ナレーター: Rebecca Lowman, Abigail Revasch, Kathe Mazur, Mark Deakins
再生時間: 15 時間 11 分
完全版 オーディオブック
配信日: 2014/10/14
言語: 英語
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 Jennaという中学生の女の子が、3歳の時にいなくなってしまった母を探すために霊能者を訪ねる。どこかで生きているのか、死んでいるのか、なぜ小さい自分を置いて母はいなくなってしまったのか…。母がいなくなった夜に起きた事件を担当した元刑事も巻き込み、10年前の真実を突き止めようとする。Jenna、Jennaの母アリス、霊能者、元刑事からの視点でストーリーが展開していく。

アリスはゾウの専門家であるため、アリスのパートではゾウの生態について多くを学びます。ゾウの記憶、群れの絆、母子の絆、人とゾウの絆…。サファリパークや動物園でゾウを見たら、絶対にこの本を思い出すでしょう。

この3人のアリス探しチームは、順調とは言えないけれど、一歩一歩真実に近づいていく。そして最後のほうで、この本の最大のハイライト「超巨大!」どんでん返しが待っています。「えー!」と声が出るほどの、びっくりな大!どんでん返し!です。このどんでん返しを知った後、「え?じゃあ、あれはこういうことだったってこと??」と戻って読み(聴き)返してしまった。

最近「占いタクシー」という霊能者がタクシー運転手になり、乗せた客を霊視するリアリティ番組を見たけれど、この運ちゃんにこの本を読んでもらって、これはあり得る、あり得ない、を是非とも聞きたい。

おすすめ度:★★★★☆
ゾウの生態がちと長いけれど興味深いし、とにかくどんでん返しがすごいです。